白髪染め ハイライトカラーでおしゃれなヘアースタイル【特選】
2020/01/27
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2020/01/27
こんにちは、東急東横線学芸大学駅で美容師をしている、HairMates NEWYORK 学芸大学店の飯塚です。
今回の内容は国内人口のボリュームゾーンになる、若年層から中年層(30~40代)の白髪染めをハイライトカラーで明るくデザインすることについてです。
世の中には白髪染めをしながら明るくデザインされたヘアーをしたい方は多いはずです。
このブログでは白髪染めをしていても、おしゃれにデザインされた明るく染めるやり方や技術、ハイライトやヘアカラーの専門用語をご紹介していきたいと思います。
白髪は頭皮の老化(毛根の老化)や、遺伝、その他もろもろの原因で増えて来ます。
最近では色素間細胞の劣化によって白髪が発生すると科学的にわかってきているらしいです。
自分も一日でも早く、白髪が黒髪で生えてくるよう切に願ってますが、しかしそうなると僕の収入源が減ってマズい。。。
まず、デザイン構成を考えて (デザインは本来、美容師側の提案という大事なお仕事ですので)、白髪に明るめのブラウン系カラーでハイライトを入れます。
※明るめのブラウン系カラー剤 = ここでは白髪染め用の明るいブラウン系カラー剤。を使うと良いと思います。
その他の部分をハイライトとのコントラストのバランスを考えた暗めの白髪染め用カラーで染めることで可能です。
つまり、希望色+明るい白髪染めでハイライトを入れ、残った髪を暗めの白髪染めカラーで染めるってことですね。
このテクニックは白髪の量(%)で選択することになるので、白髪が多ければ多いほどこの技術は活かせます。
ハイライトは明るい色。ローライトは暗い色。そのままですね。。。
まずハイライトは単一(全体をベタ塗りの1色)ではなく筋状や放射状に入れたりします。
ハイライトの種類には大きく分けて、ウィービングとスライシングがあり、
ウィービングとはその名の通り波打つように入れる技術で縦筋状に入ります。
一言でウィービングといっても様々なテクニックがあるので、その詳細は次の目次でご紹介します。
では、明るい髪ベースにハイライトをする場合。
ベースの髪より明るくしないとハイライトは目立たないので、それ相応のハイトーンのカラー剤を使用することになります。
しかし、カラー剤には明るさの限界があるので、より明るくしたい場合はブリーチを使用することをお勧めします。
でも、現在、全体的に髪がとても明るい、もしくは今より明るくしたくない場合、またはブリーチを使いたくない場合は、
ローライトも同時に入れてコントラストをつけてあげることにより、ハイライトが強調されてそれほど明るくないハイライトでも明るく見えます。
つまり、ハイライトの隣にローライトをいれてあげる、もしくはハイライトの下にローライトをいれてあげることです。
※上の写真2枚はブリーチでハイライト。隣にローライト入れてます。
これで全体が明るかった髪でも、ローライトを入れたことによってハイライトが強調されデザインされましたよね。
メッシュとは、髪にくっきりと色をつけて、髪全体と比べはっきりと色の差をつけたカラーテクニックのことです。
ハイライトと違うところは、より太くくっきりとさせる感じです。
※ 美容専門用語とは言い方が違うだけで、見え方ややり方が同じものが多いですw
ウィービングとは、上記にも説明したように波のように筋をいれて色をつけるハイライトテクニックのことです。
ハイライトのテクニックの中では、もっともポピュラーなテクニックになります。
※ウィービングを使ってグラーデーションにすることも可能です。
横で入れたり、斜めに入れたり、一つの筋を細くしたり太くしたりと様々なデザインがあるので、お客様の好みや似合わせ、ヘアースタイルを考えていれる美容師の腕の見せ所でもありますね。
ウィービングは波のように、スライシングはライン(線)を引くように色をつけるハイライトテクニックの一つです。
日本では使う美容師さんは少ないかなぁ、と思いますが、飯塚はよく使用しているテクニックです。
スライシングは日本国内より欧米でよく使われているテクニックですね。
僕は超極細のスライシングで全体に入れたりするので、全く嫌みなく、ウィービングよりさらに自然に色をつけます。
是非、飯塚式スライシングを皆様に試して欲しいです。
↑ ホイルワークで施術中
↑ 仕上がり。
スライシングやウィービング、ローライト、グラデーションハイライトも多用してます。
チャンクとは、太いメッシュのことです。メッシュより強調されます。
カラーで個性を演出したり、ブリーチをしてから別の色を乗せるWカラーとかでの使用が多いと思います。
日本国内では少数派ですが、人と違う個性を大事にしている方に多く見かけられます。
入れ方によってはとてもおしゃれになると思いますが、下手すると急にダサくもなるので美容師側のセンスが問われます。
フロスティングとは、ランダムにとり、染めるカラーテクニックです。
必要な箇所をピンポイントで染めてデザインしていくので、ヘアースタイルや毛流、生え方で変わります。
まさにセンスと感覚第一のテクニックですが、いまでは多くは使われないテクニックですね。
ここ数年で急激に復活してきたカラーテクニックで、フランス語で ” 箒(ホウキ)で掃く ”という意味から来ています。
その名の通り、カラーブラシをホウキに置き換えて履くように染めます。
数年前から欧米で復活&流行し、日本でも若年層に絶大な人気を得ています。
※ここ最近ではバレイヤージュの流行もNYでは落ち着き、希望する方も減って来てもいます。
ここでバレイヤージュの中に覚えておいて損はない2つの名称があります。
それは、オンブレとソンブレ(両方とフランス語)。
オンブレとは、根元と中間から毛先が急激に明るく明度差があることをいいます。
グラデーションの強い版と思ってもらえばいいと思います。 日本では外国人風カラーとも言われてますが、
外国人=白人ではないので、欧米人風カラーや白人風カラーの方が、本来は合っていると思ってます。。。
↑ オンブレで欧米人風カラー
僕はNYに5年ほど住んでいましたが、オンブレをしている白人の方は日本と一緒で、若年層や個性を大事にしている方に多く見かけられました。
それと西海岸(LA、SF)に比べ、NYはコンサバなスタイルの人気が多いと思います。
コンサバ=都会的で上品でおしゃれの認識があるのか、髪の色もブロンドよりブラウンの方が好まれました。
食生活も健康志向が強く、ビーガンの方も多いです。で、日本食は超人気でしたよ。特に当時は枝豆が。
ちなみに今はラーメンが大人気♪ 飯塚もラーメン大好き♪
学芸大学駅の近くにある、モンゴメリーというラーメン屋さんは絶品です!
話しを戻しましょうw
ソンブレとは、オンブレの逆で色のグラデーションがゆるやかな感じです。
↑ ソンブレ。なだらかなグラデーション。
いわゆる自然なグラデーションなので、職種や年齢に関係なくお似合いになると思います。
HairMatesのお客様で全体を明るくしたい方、または全体に色を入れ直したい方には、単色で全部を染めるやり方はあまりせず、いわゆるナチュラルグラデーション※。
つまりソンブレで染めるようにしています。 手間は多少かかりますが、新しい髪が伸びてきても自然につながるが、
とても好評です。
※ナチュラルグラデーション=ソンブレ
( 根本は暗め→中間は根本より少し明るめ→毛先は中間より明るめ )
以上、ハイライトテクニックの代表格をご紹介しました。
美容師にお任せが多くなることが多いハイライトカラーですが、もし不安であれば写真を持っていくと1番良いと思います。
写真があると希望の疎通がとても早くなり、美容師側もとても助かります。
今とてもボリュームゾーンになりつつある、白髪染め(グレイカラー)をしている髪に、おしゃれでデザインしながら明るくする方法です。
僕が1番にお勧めするのがスライシングとウィービングを使ったハイライトカラー。
理由は、暗めに白髪染めをした髪には、通常のカラー剤では明るくすることがとても難しいためブリーチを使います。
白髪染めしてある髪にブリーチ使って全体を明るくすることは、とても難しくダメージも相当与えてしまいます。
ですが、メッシュやハイライト等の美容専門用語集で紹介したハイライトテクニックを使えば、
最小限のダメージ、最小限の部分を染めことで、おしゃれにデザインした明るい髪にできるんです。
メッシュのような際立つハイライトも可能ですし、ナチュラルグラデーション(ソンブレ)にも最小ダメージで可能です。
僕はブリーチの配合も調整してから施術をするようにしていますし、HairMatesで使用しているブリーチは最新のPLEX系ブリーチを使用しているので、更にダメージも少ないです。
白髪染めをしている髪を明るくするにはダメージリスクも伴います。
特にホームカラー等で1〜2週間でまめに染めている髪は特に繊細で気をつけないといけません。
まず、ホームカラーでの白髪染めで特に気をつけて欲しいのは、とにかく根元の白髪だけを染めること。
つまり、毛先や中間のすでに染まっている髪は染めないことです。そうすればダメージを最小限に出来ます。
美容室でしっかりと施術すれば最小ダメージで、おしゃれに、デザインされ、かつ上品で洗練されたカラーになれるので、白髪でおしゃれになりたい方やお悩みの方がいましたら、是非ご相談して下さい。
現在、ベースの髪が明るい方であればハイライトだけでも外国人風カラーになります(^^)
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